我が家のGWは、母の故郷である石川県へ旅行に行ってきました。
彼が石川県初上陸だったので、限られた時間でさらっと観光地を回遊。
前回の金沢市内編に続き、本日はレンタカーで巡る2日間の旅、能登のおすすめコースをご紹介します。
- 能登の旅はレンタカーが便利です
- 1.道の駅高松里海館(30分)
- 2.千里浜なぎさドライブウェイ
- 3.湯っ足りパーク妻恋舟の湯(45分)
- 4.能登食祭市場で昼食
- 5.ホテルアリヴィオ
- 6.一本杉通り(90分)
- 7.のと前廻転寿司夢市で夕食
- 8.輪島朝市(60分)
- 9.重蔵神社(20分)
- 10.白米千枚田(60分)
- 2泊3日の旅これにて終了!
能登の旅はレンタカーが便利です
能登半島の内陸部を走る電車もありますが、海沿いの観光地に行く手段がないので、免許をお持ちの方は是非レンタカーをおすすめします!
のと里山海道は、まーーっすぐ日本海沿いを走る気持ちのよい道路。
平成25年に全線無料化されました。
スイスイ走れて、見晴らしも最高で、無料だなんて、すばらしい!
金沢市内は観光客で賑わっていますが、能登半島はどこに行ってもの〜んびり、自然満喫&ドライブ好きさんには、もってこいの観光スポットです。
1.道の駅高松里海館(30分)
まずは、のと里山海道を北上し「道の駅高松」で休憩です。
建物の裏側に日本海が広がります!
足湯もあるので、コーヒー片手に足湯しながら海を眺める、という他に類を見ない最高にのんびりしたサービスエリアです。
店内は小さめですが、特産品やお土産が所狭しと並び、バラ売りのおやつに心躍ります。
能登のおやつを購入、「洲浜」はきなこ棒的な甘いお菓子、「笹かいもち」は昆布の入った柔らかいお餅です。
2.千里浜なぎさドライブウェイ
途中、のと里山海道今浜ICを降りて「千里浜なぎさドライブウェイ」を走行します!
世界で3ヶ所、日本で唯一の車で走れる砂浜(全長8km)で、砂が細かく引き締まっているので、車種を問わず走行でき観光バスも走っています。
邪魔にならない位置であれば駐停車も可能なので、しばし海と戯れました。
このまま千里浜ICまで行き、再びのと里山海道に乗ります。
3.湯っ足りパーク妻恋舟の湯(45分)
のと里山海道和倉ICを降り、和倉温泉市内に向かいます。
次の目的は「湯っ足りパーク妻恋舟の湯」ご覧の通りのオーシャンビュー!しかも無料で入れる足湯なんです!
無料とは言え、とっても綺麗に管理されていて気持ちよく入浴できます。
お湯は熱めですが、足だけなのに全身がポカポカし海風が心地よくて最高♪
GW中の日曜日でしたが、利用客3組の貸し切り状態…ここ、穴場です。
4.能登食祭市場で昼食
湯っ足りパークから車で15分、道の駅「能登食祭市場」に向かいます。
七尾港を見渡すオープンデッキもあり、いつ来ても活気が溢れています。
鮮魚や干物、氷見うどんなど美味しいものが並ぶ店内、おすすめはお魚屋さんが売っているお刺身やお寿司です。
能登牡蠣は1個450円、その場で開いてくれます。
東京じゃお目にかかれないような分厚いブリのお刺身も、たっぷり入って500円程と、新鮮で美味しい魚介がお安く味わえます。
各店で好きなものをピックアップし、フードコートに持ち寄ってパーティーです!
今回は混み合っていて断念しましたが、浜焼きコーナーもあります。
5.ホテルアリヴィオ
七尾駅前のビジネスホテル「ホテルアリヴィオ」にチェックイン。
駐車場は別途1泊300円が必要になりますが、フロントに申し出れば出し入れも可能です。
こちら、ビジネスホテル舐めるなかれ!なサービスの良さなんです。
スタッフさんの対応はもちろん、部屋は清掃が行き届き、フロントのコーヒーマシンで無料のコーヒーが頂け(豆の種類が豊富)、なによりビュッフェ式の朝食が超豪華!
宿代は安く済ませたいけど、気持ちよく過ごしたい、そんな時におすすめのホテルです。
▶︎ホテルアリヴィオ
6.一本杉通り(90分)
ホテルから徒歩10分の所にある「一本杉通り」を散策します。
1616年の町絵図に「一本杉どをり」との記載があるそうで、当時既にこの通りが存在していたという歴史ある場所なのです。
大正モダンな建物から登録有形文化財までが並ぶ、昔ながらの町並みが魅力の商店街。
散策マップ片手に歩いてみて下さい。
高澤ろうそく店
明治25年創業、石川県で唯一の和蝋燭を製造しているお店です。
自然原料で作られる和蝋燭は身体にも優しく、黄色の菜の花ろうそくをお買い上げ。
建物は登録有形文化財です。
昆布海産物處しら井
ひがし茶屋街の近くにも店舗を構えるしら井は、創業80年の老舗。
昆布を使った商品がズラッと並ぶ店内は、お出汁の香りに包まれる至福の空間です。
佃煮や乾物も多く取り扱っており、お土産探しにおすすめです。
歩らり
老舗ばかりに目が行きますが、素敵な雑貨を揃えるお店もありますよ。
使う程愛着が沸く暮らしの道具を扱う「歩らり」も魅力的でした。
▶歩らり
一本杉通りを堪能した後は、七尾の街をプラプラ。
冒頭の写真は、加賀藩祖前田利家が築いた小丸山城址公園から見た七尾の景色、能登のお宅や神社の瓦は、黒くて艶々でかっこいいのです。
叔父曰く、この瓦は雪を落としやすく溶かしやすく(黒で太陽光吸収)するためだそう。
7.のと前廻転寿司夢市で夕食
さて、お腹が空いたので、お夕飯はまたしてもお寿司!
「のと前廻転寿司夢市」は地元の人も認める廻転寿司、とは言え廻っているものはあまりなく、注文してその場で握ってくれるスタイルです。
のどぐろの炙り〜♡
七尾港直送のお魚も沢山あります。
石川県は回転寿しが優秀(全国チェーン店は除く)、お値段は普通の回転寿しとあまり変わりないのに、ネタが大きくて新鮮で美味しい!
白海老の軍艦も、こぼれ落ちそうなほど山盛りでした。
8.輪島朝市(60分)
能登旅行2日目。
ホテルアリヴィオの美味しい朝食を食べ、車で1時間「輪島朝市」へ。
朝8時〜12時まで開かれていますが、お昼近くなると片付けを始めるお店もあるので、早めに行くのが吉です。(駐車場料金300円)
鮮魚から干物、お菓子や雑貨まで、沢山のお店が連なっています。
大好物の能登銘菓「饅頭処つかもと」の「えがらまんじゅう」
甘過ぎない餡子と、歯ごたえあるもち米が絶妙なコラボレーション♡
パン屋さんも出店しています。
「ニューフルカワ」の「きなこドーナツ」これ、甘さ控えめでとっても美味しかった〜、60円て安過ぎないか…
お土産には干物を、どのお店も1,000円程で数種類が入った干物セットを売っています。
おばちゃん達の勢いに倒されないよう吟味して下さい「おねぇちゃん、見てって、オマケするよ」で、見たら最後です(笑)
9.重蔵神社(20分)
朝市から徒歩5分程の所にある「重蔵神社」へ。
こちらも能登特有の黒い瓦、これだけ大きな屋根になると迫力が違います。
境内に小さな境内社がいくつもあり、境内末社七社巡りと言って、一度に沢山の神様にお参りが出来ます。
朝市通りに分社があり、御子神様が生まれるパワースポットとしても人気があります。
10.白米千枚田(60分)
朝市から車で20分程、海沿いを走ると「白米千枚田」に到着です。
何度か来ているものの、一度も稲が植わっている風景を見た事がなく…今回ももれなく茶色の棚田が続いておりました(笑)
大小1004枚の棚田があり、2011年に日本初の世界農業遺産に認定されています。
ちなみに「白米」の読み方は「しろよねせんまいだ」です。
お昼ご飯も兼ねて、白米千枚田で収穫されたお米のおにぎりを頂きます。
ボリューミーなおにぎりは、天然塩・きゃらぶき・イカのゴロ・梅・岩のり、の五種類から選べます。
白米千枚田は、棚田保全のために毎年200組限定でオーナー制度も実施しています。
マイ田んぼの耕作体験も出来て、新米も頂けるなんて魅力的!
近くに住んでいたら、参加したいな。
2泊3日の旅これにて終了!
金沢へ戻り新幹線に乗る時間を考慮すると、お昼くらいには輪島を出るのがベスト。
千枚田から上の日本海側は「ゴジラ岩」「見附島」「禄剛崎灯台」など見所満載なので、時間があれば輪島でもう一泊するのもおすすめです。
また、七尾から「能登島」に渡れば「のとじま水族館」「能登島ガラス美術館」「イルカウォッチングクルーズ」もあります。
今回は、初心者さんでも分かりやすく楽しめ、時間にも余裕があるプランでお届けしましたが、いかがだったでしょうか。
お時間あれば、先日の金沢市内編も合わせてご覧下さいませ。
次回は、金沢〜能登で購入した、美味しいお土産をご紹介します。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
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