我が家のGWは、母の故郷である石川県へ旅行に行ってきました。
彼が石川県初上陸だったので、限られた時間でさらっと観光地を回遊。
本日から2回に分けて、初心者向けの金沢・能登旅行おすすめコースをご紹介します。
- 金沢市内は徒歩でもバスでも廻れます
- 1.ホテルパシフィック金沢
- 2.近江町市場(30分)
- 3.金沢城公園(120分)
- 4.城山亭で昼食
- 5.兼六園(60分)
- 6.金沢21世紀美術館(30分)
- 7.正久山妙立寺(60分)
- 8.にし茶屋街(45分)
- 9.ひがし茶屋街(60分)
- 10.海鮮丼家ひら井で夕食
- 1日目はこれにて終了!
金沢市内は徒歩でもバスでも廻れます
北陸新幹線が開通して、東京からの日帰り旅行も可能になった金沢。
主な観光地が固まっているので、徒歩で見て廻れるのが金沢の魅力のひとつでもあります。
また、金沢駅で周遊バスの1日乗車券を買えば、周遊バスの停留所なら自由に乗り降りできるので便利ですよ。
ちなみに…今回は日頃の運動不足解消のため歩いて移動した結果、1日目の移動距離はまさかの13km!さすがに疲れ果てました(笑)
バス、沢山走っているので是非活用して下さいね!
行く先々で購入したお土産は別途記事にしますので、そちらも合わせてご覧下さい。
1.ホテルパシフィック金沢
金沢駅東口よりタクシーで8分(徒歩15分)今回のお宿は「ホテルパシフィック金沢」
荷物が多かったので、チェックイン前に荷物を預かって頂きました。
古いホテルをリノベーションしたホテルで、近江町市場・金沢城・兼六園・21世紀美術館など、金沢の主な観光地まで徒歩圏内という便利な立地です。
コンパクトなお部屋ではありますが、革タグの付いたルームキーやお部屋の設えも小粋で、清潔に保たれた室内で気持ちよく過ごせましたよ。
食事付きプランはありませんが、近場でいくらでも美味しいものが食べられるので問題ありません。
併設のカフェ&バーがあるので、軽食はそちらでどうぞ。
2.近江町市場(30分)
ホテルから徒歩1分「金沢の台所」と呼ばれる「近江町市場」へ。
約180店舗がひしめき合い、鮮魚や青果の販売はもちろん、その場で食べられるお店が沢山あるので「まずは美味しい海鮮を」そんな時に便利です。
ただし、5月は旬の魚が少ない時期なので海外産も多く、金沢在住の叔父曰く「今並んでいる蟹はロシア産」とのこと。
蟹を食べたい方は、11月の解禁日までお待ち下さい。
3.金沢城公園(120分)
近江町市場からテクテク歩き、城好きのリクエストで「金沢城公園」へ。
色紙短冊積石垣や粗加工石積石垣など、当時のまま現存している石垣も多く石垣好きにはたまらないのだそうで、彼は大興奮でした!
平成の大改修で復元された菱櫓や五十間長屋も、非常に迫力があります。
菱櫓のてっぺんから見た壮大な景色。
当時の様子を想像したら、馬に乗った侍が駆けてくるような気がしました。
4.城山亭で昼食
金沢城の石川門を出ると、すぐ向かいは兼六園です。
沢山歩いてお腹が空いたので、兼六園沿いに並んでいる茶屋で金沢の郷土料理である「治部煮」を頂きます。
鶏肉に小麦粉をまぶし、金沢特産のすだれ麩やお野菜をお出汁で煮込んであります。
見た目より優しい味でワサビが効いて美味しい、疲れた身体に染みました。
5.兼六園(60分)
お腹が満たされたら腹ごなしに、桂坂から「兼六園」へ入り散策です。
日本三大名園(岡山後楽園・水戸偕楽園・金沢兼六園)のひとつで、約11万㎡の広さを誇る金沢のシンボルとも言える大名庭園です。
ちょうど、花弁が多くフワフワの花が可愛らしい「菊桜」が見頃でした。
兼六園で松と言えば「根上松」や「唐崎松」なのですが、個人的には毎回この松(名前わからず)を拝んでしまいます、かっこいいのです。
6.金沢21世紀美術館(30分)
兼六園の真弓坂から出ると、目の前が「金沢21世紀美術館」です。
館内は、ミュージアムショップと常設展示の一部は無料で入館出来ます。
ウサギ好きにはたまらん、SANAAのラビットチェアがズラっと並ぶ光景…いつか一脚?一匹?欲しいなぁ。
こちらは有名なレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」
外から見る分には無料ですが、プールの中にもぐってみたい方は有料です。
旅先から手紙を出すのが好きなので、ミュージアムショップでポストカードを購入し、館内をグルッと一周。
外には面白い仕掛けのアートもあるので、お子様連れにもおすすめです。
7.正久山妙立寺(60分)
21世紀美術館から徒歩15分の所にあるのが、通称「忍者寺」と呼ばれる「妙立寺」です。
加賀三代目藩主である前田利常が、1643年に金沢城の近くから移設したお寺で、隠し扉や隠し階段など、多くの仕掛けがあるため忍者寺と呼ばれています。
2階建てに見えて中は7層になっており、部屋数は23、階段は29あり、金沢城への逃げ道と言われている大きな井戸が建物の真ん中にあります。
子どもも大人もワクワクする、不思議な仕掛け満載のお寺です。
見学は要予約(拝観料1,000円)で、スタッフさんが案内してくれます。
8.にし茶屋街(45分)
妙立寺から徒歩5分の所にある「にし茶屋街」は「ひがし茶屋街」「主計町」に並ぶ金沢三大茶屋街のひとつ。
金沢らしいお土産を購入するのにも最適ですよ。
落雁諸江屋
四季折々の美しい落雁が揃っていて、まるで宝石のよう!
小さなサイズもあり、素敵な箱に入っているので、ちょっとしたお土産におすすめです。
甘納豆かわむら
こちらは甘納豆専門店、保存料や着色料を使わない甘納豆で種類がとっても豊富!
金沢や能登など、石川県産のお豆を使った甘納豆も沢山ありました。
中西とうふ
全力徒歩移動に徹してきたので、そろそろ、さすがに、ヘトヘト。
にし茶屋街の一番奥に、オアシスの如く現れたお豆腐屋さんです。
うふふ、これを食べたかった!
豆乳ソフトクリーム350円!
「甘さどこいった??」と思うほどサッパリなのに、お豆腐の味が濃厚でたまらなく美味しいのです♡
お店の前のベンチに腰掛けて一休み、のはずがあっという間に完食してしまいました。
9.ひがし茶屋街(60分)
にし茶屋街からホテルに戻ってチェックインし、暫し休憩。
体力が回復した所で、ホテルから徒歩15分「ひがし茶屋街」に向かいます。
出格子が美しい古い建物が風情ある町並みを醸し出しており、普通のお宅もあればお店もあり、お土産を買う人で賑わっているスポットです。
金沢駅構内で買えるものも多いのですが、この雰囲気の中でお買い物すると気分が違いますよね♪
加賀麩不室屋
「ふ」の暖簾がかわいらしい、加賀麩不室屋。(隣の彼は「ふ」の真似中 笑)
金沢はお麩が有名で、叔母に送ってもらっては美味しく頂いています。
なかでも加賀麩不室屋の商品はお土産向けのものが多いためか、狭い店内にお客さんがギュウギュウでした!
柴舟小出
加賀銘菓といえばの柴舟小出、ご存知の方も多いと思います。
金沢駅のお店はいつも人だかりですが、こちらの店舗はひがし茶屋の奥の方にあるのでひっそりとしています。
しかし、どのお店も暖簾が可愛い…
今人気の白ベースの建物より、昔ながらのちょっと無骨で年季の入った建物が大好きなので、惚れ惚れします。
こんなお家に住みたいなぁ。
10.海鮮丼家ひら井で夕食
ひがし茶屋街から戻りホテルに荷物を置いたら、もうお腹はぺっこぺこ!
徒歩1分、朝来た近江町市場にお夕飯を食べに行きます。
夜の市場って暗くて静かで怖いけれど…飲食店はちゃんと営業しているので、石川県初体験中の彼に分かりやすく海鮮丼を。
「海鮮丼家ひら井」は近江町市場内に2店舗を構える海鮮丼の専門店です。
どーーん!特選海鮮丼3,000円也。
海鮮丼のお値段は、どこのお店もだいたい3,000円前後です。
上に乗る具材の種類にもよりますが、他店と比べてもかなり乗っている方ではないかと思います。
日本酒と海鮮丼、魚好きのわたしには幸せな組み合わせです♡
1日目はこれにて終了!
初心者でも分かりやすく楽しめるように、典型的な観光コースをチョイスしてみました。
13km、よく食べ、よく歩きました!
個人的には、買い物メインよりも自然や歴史を満喫できる旅が好きなので、ガシガシ歩けるスニーカーを履いてのんびり散策できる金沢はとても趣向に合っています。
そうそう、5年前母と食べた個人店の海鮮丼が美味しかったのだけど、記憶が定かではなくて…なんとかして思い出したい!
次は金沢から足を伸ばし、能登は七尾&輪島旅行へ、詳細はこちらをご覧下さい。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
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