ひとりといっぴき時々かあちゃん

母直伝 "良いものを長く大切にする暮らし"

元鞄屋が教えます!革財布を長く使うためのメンテナンス方法

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母から伝授された、良いものを長くの精神は、暮らし全体に及んでいます。
使う時は長く大切に、メンテナンスをしながら使っています。

本日は、革財布を長く使うために必要なお手入れのお話です。

 

本革は長持ち、には裏がある

実は前職で、革鞄や革小物の製造販売メーカーに6年勤めていたので、革に関してはそれなりの知識があります。

「革だから長持ちする」「革はエイジング(経年変化)を楽しむもの」そんな言葉を聞いたことはありませんか?

この言葉には裏があって、ただ使っているだけでは長持ちしません。

「使っていれば経年変化はするけれど、メンテナンスを怠ればただの劣化になる」

というのが正解、これが現実。

本来は動物の皮膚ですから、お手入れをしなければ乾燥してひび割れ、手垢で汚れていくため、長持く使うにはメンテナンスをすることが大前提です。

また、革には色々な種類や加工方法があります。

牛や馬や豚など動物による違いや、ヌメ革のようにほとんど加工がされていないものから、顔料といういわゆる染料をたっぷり塗ってあるものまで、その種類や加工によってエイジングの度合いも大きく異なるのです。

 

お財布って案外汚い!?

お財布、一日に何回触りますか?

毎回綺麗な手で触っていますか?

触る頻度が多い割に、鞄や靴に比べるとメンテナンスを忘れがちなもの、それがお財布。

綺麗な手でさわるとも限りませんし、お金やカードで汚れもつきます。

本革財布をお使いの方は是非メンテナンスして、革に栄養を与えてあげて下さい。

 

革財布のメンテナンス方法

まず最初に、今回のメンテナンスは本革のお財布を対象としています。

本革であっても、エナメルやスエードは対象外ですのでご注意下さい。

また、革の種類や劣化具合によっては、メンテナンスでシミが出来たり変質する場合があります、メンテナンスは自己責任でお願い致します

 

用意するもの

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・革用クリーナー
・革用オイル又はクリーム
・柔らかい端切れ×3枚
・綿棒(必要に応じて)

写真にはミンクオイルが写っていますが、ミンクオイルは使用できない革も多いので、万能なこちらのオイルをおすすめします。


クリーナーについては、革の種類によって使用の可否が異なる場合が多いため、ここでの紹介は避けます。

ご自身のお財布の素材を確認し、適したもの使用して下さい。

 

1.財布の中身を全て出す

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カードなどがパンパンに入った状態でメンテナンスすると、表面にアタリ(カード等が当たった線)が強く出てしまうことがあります。

このお財布は濃紺なのでアタリが目立ちませんが、ヌメ革やブラウン系は要注意です。

むしろアタリは使い込んだ感じで好き!という革マニアもいますので、そこはお好みで。

全て取り出してみて見ると…

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蛇腹部分には埃が溜まり、カード段には擦れた汚れが…ひゃー…

 

2.クリーナーで汚れを拭き取る

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まずは、革用クリーナーを端切れに取り、油分や汚れを拭き取ります。

その際は必ず、見えない部分で試し拭きして下さい。

油分を拭き取るので多少カサカサするのは問題ありませんが、色がごっそり落ちたりシミになる場合は使用を中止して下さい。

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カード段や小銭入れ部分など、内側の革部分も全て拭き取ります。

細かい部分の埃は、無理に指を突っ込まず綿棒で搔き出して下さい。

クリーナーを毎回使う必要はありませんが、お財布はハンドクリームや日焼け止めなど余計は油分がつく場合も多いので、時折リセットし汚れを落としてから栄養を与えます

 

3.オイルやクリームを塗布する

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2枚目の端切れに革用オイルやクリームをつけ、全体に塗布します。

ベタっとつけるとシミの元になりますので、薄く均等になるように

カード段や小銭入れ部分は、よほど乾燥していない限り、端切れに残ったオイルをつける程度でかまいません。

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お財布で一番乾燥する部分がここ、端の端まで念入りに塗り込みましょう。

変色の原因になるので、ファスナーやホックなどの金属や生地部分にオイルをつけないように注意して下さい。

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忘れがちなファスナータブ、小さな部品も綺麗にします。

オイルは手で塗ってもかまいませんが、塗りすぎることもあるので個人的には端切れで塗布することをおすすめします。

 

4.オイルを浸透させる

オイルを浸透させるため、1時間程放置します。

直射日光の当たる場所は避けて下さいね、じっくり保湿タイムです。

 

5.全体を磨き上げる

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最後は余分なオイルを拭き取り艶を出す作業、3枚目の端切れで全体を磨きます。

内側はオイルが残っていると、お札やカードに油染みが出来てしまうので、念入りに。

ヌメ革は水に弱いため、水染みを気にするようでしたら、最後に防水スプレーをかけると安心して使えます。

 

6.中身を定位置に戻して完了

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この時、不要なカードやレシートを処分するとスッキリしますよ!

もっと小さなお財布でも事足りるのですが、お札が折れるのがイヤで長財布を愛用中。

お札は顔を下にして入れる派です。

 

店員さんに見られてますよ

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アルバイトでもレジ打ちをしましたし、仕事でも繁忙期には店舗へヘルプに行っていたので、レジに立つことは多い方でした。

店員さんは、以外とお客様のお財布を見ています。

ホックが止まらない程レシートでパンパン…劣化としか言いようがない汚財布…カードに埋もれてカードが出てこない…待ってるこっちもチーンとなるような人も多いです。

逆に「そのお財布素敵ですね!」と店員さんにお声掛け頂いたことも。
(会社のサンプルだったんだけどね)

財布はその人を映す、あながち間違いではないと思っています。

マネークリップをサラっと使うおじさまにキュンとしたもの♡(職業病だわ)

せっかくの本革財布、長く使うためにメンテナンスしてみて下さいね。

正しく使えば、味わい深い色になり愛着も沸きますよ♪

 

 

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