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ひとりといっぴき時々かあちゃん

母直伝 "良いものを長く大切にする暮らし"

老犬のしこりは要診察!皮膚組織球腫は治療不要の良性腫瘍です

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先日、みかんの左目の上にしこりを発見しました。
老犬の固いしこり=癌…そんな思いが頭を駆け巡ります。

本日は、悪性と良性の判断が付きにくい、皮膚組織球腫のお話です。

 

飼い主は必死なんです

当ブログ「前庭疾患」関連で検索して来て下さる方がたくさんいらっしゃいます。

飼い主さんの気持ち、とってもわかるんです。
病気になったら、調べますよね、そりゃもう必死に。
治療期間とか治療方法とか回復度合いとか治療費とか…
わたしも毎回調べてます。

15歳のおばあちゃん、かかった病気は数知れず…

誰かのお役に立てるなら、そう思って書き残しています。

 

経緯1.腫れてるんだと思い込む

2週間程前、左目の上が少し膨れていました。

眼球を確認すると、充血などはなし。
皮膚が荒れているなどの異常もなし。

みかんは前庭疾患の後遺症で、頭が右に傾いており、右側の視野が狭いために壁や椅子の足に、しょっちゅう頭をぶつけています。

だから、ぶつけてタンコブでも出来たのかなと、思ったのです。
実際、次の日には腫れが少し引いたので、安心していました。

 

経緯2.初めてのしこりに狼狽える…

引いたはずの腫れが、日によって大きくなったり小さくなったりします。
おかしいなと思い、よくよく触ってみると「ん?硬いぞ…」

皮膚が腫れているというより、明らかに皮膚の内側に何か居る…。

皮膚の表面にイボはたくさんありますが、しこりは初めて。
嫌な予感が頭をよぎります。

柔らかいしこりは良性、硬いしこりは悪性の場合が多い。

と、よく言われているのを思い出し、顔面蒼白。

「犬、しこり、硬い」で検索すると出てくる出てくる癌の数々…
眠れないまま、次の日病院に駆け込んだのです。

 

経緯3.しこりの検査方法は?

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先生、しこりを触って「表面じゃない、中に出来ていますね」と一言。
「検査をして、良性か悪性か確かめましょう」と検査方法を説明してくれました。

検査1.レントゲン撮影
検査2.エコー検査
検査3.針を刺す細胞診

2〜3万円かかりますとのこと。
お願いしますっ、即答しました。

老犬なので大事をとって検査と検査の間に休ませるため、1日入院となりました。

 

経緯4.検査結果について

不安が募り過ぎて、般若のように険しい顔をしていたのでしょう(笑)
先生は、わたしの顔を見るなり「大丈夫、悪性ではないですよ」と言って下さいました。

検査結果1.レントゲン撮影

顔の側面からのレントゲンには、骨の上にうっすらとしこりの影が。

悪性の場合、骨にまでしこりの組織が浸透しているが、骨の上に乗っかっている状態なので、悪性とは考えにくいとのこと。

検査結果2.エコー検査

今度はしこりの中身を詳しく見ます。
しこりとその膜が写っていますが、膜が丸く綺麗な形をしており、境目が鮮明です。

悪性の場合、膜の境目がギザギザに写るので、こちらも悪性の可能性は低いとのこと。

検査結果3.針を刺して細胞診

顕微鏡の画像を見る限り、細胞の形が綺麗な丸であること、悪性の場合には写らない細胞がたくさん写っていることから、悪性ではないとのこと。

この3つの結果を持って、このしこりは良性であると判断されました。

 

診断結果は皮膚組織球腫

3つの検査の結果、先生が出した結論は「皮膚組織球腫」
良性の腫瘍なのですが、成長が早く硬いため悪性と疑われることが多い病気だとか。

 

原因

腫瘍の多くが老犬に発症するのに反し、1〜2歳程度の若い犬に多く見られる良性の腫瘍

原因はわかっておらず、犬だけの疾患です。

 

症状

・成長が早く硬いしこりのため、悪性腫瘍と間違えやすい。

・耳や首、足の付け根など、リンパに近い部分に出来やすい。

・無痛、無感覚であるため、犬自身が気がつくことは少ない。

・1〜2歳の若い犬に多いが、まれに老犬も発症する。

 

治療

数週間かけて自然に小さくなるため、基本的に投薬や外科治療はしません。

ただし、あまりにしこりが大きく、生活に支障をきたす場合や犬が気にしてしまう場合は、切除手術する場合もあるそう。

成長が止まらず大きくなり続けたり、体のあちこちに同じようなしこりが出来た場合は、悪性の場合もあるので、日々観察して下さいとのことでした。

 

費用

今回は治療はせず、検査代のみでした(無保険です)

・レントゲン撮影 7,200円(2枚)
・エコー検査 5,900円
・細胞診 6,280円
・皮下注射 1,400円(細胞検査用)

合計20,780円

これに持病薬1ヶ月分の処方と再診料を払い、全部で41,085円でした。
保険加入の有無や、動物病院によって金額は異なりますが、ご参考まで。

 

覚悟はしていても、不安は尽きない

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朝10時に預けて、夕方5時まで、生きた心地がしませんでした。

癌だったら?どうなるの?余命は??
沸き上がる不安と対峙するだけで、時間が過ぎました。

人間は病気になっても会話が成り立つので、付き添う方も安心できるのですが、動物は日本語で会話出来ませんから…獣医さんの診断だけが頼りです。

毎回、懇切丁寧に説明して下さる先生には、感謝しかありません。

15歳、いつなにが起きてもおかしくない年齢。
覚悟はいつだってしていますが、良性と聞いて腰が抜けそうでした、ホッとして。

当のみかんは、目の上をブスっと刺されてご立腹。
病院中に響き渡る大声で激怒していました(笑)

 

▼良い獣医さんって?

▼飼い主が強くあらねばと再確認

本日も最後までご覧下さりありがとうございました。
激怒しすぎて、お水をがぶ飲みしたみかんでした。
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