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ひとりといっぴき時々かあちゃん

母直伝 "良いものを長く大切にする暮らし"

クウネル元編集長が作る雑誌『つるとはな』は人生の教科書だ

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母から伝授された、良いものを長くの精神は、暮らし全体に及んでいます。

ただし、新たな事を母にを教わる事が出来ないので、暮らしや人生のお手本にしたい人を探しては、理想の歳の重ね方を模索する日々です。

本日は、悩めるアラサーの人生の教科書『つるとはな』のお話です。

 

つるとはなは元クウネル編集者が作る雑誌

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株式会社つるとはな

雑誌『Olive』の編集長を務め『クウネル』を創刊した岡戸絹枝と、小説家であり『考える人』や『芸術新潮』の編集長を務めた松家仁之が立ち上げた出版社です。

 

編集長:岡戸絹枝

1955年生まれ。1981年マガジンハウスに入社後、数々の編集部を経て『Olive』編集長を務め、2002年不定期刊行の『ku:nel』を創刊した編集者。2010年にマガジンハウスを退社後、2014年に『つるとはな』を創刊しました。

 

アートディレクター:有山 達也

 1966年生まれ。東京藝術大学卒業後、1993年にアリヤマデザインストアを設立。『どうぶつと動物園 』『クウネル』『つるとはな』を始め数々のアートディレクションを担当しています。

 

テーマ「人生の先輩に聞く」

学校や会社は、わたしたちの一生の場所ではありません。
最後の旅立ちは、うまれたときと同じ、ひとりです。
学校や会社とはべつの、年上のひとの話を聞きたい。
自分のいまを見直したり、これからを考えたい。

話を聞きたい年上のひとは、ひとりでいることをおそれず、こころのうちに尊敬する誰かがいて、語るべきことを少なからずもっている。

年上の先輩の話を聞く小さな場所。それが「つるとはな」です。

引用元:株式会社つるとはなHP

表紙の写真の下に並ぶ言葉は、誌面から拾い上げられた先輩方の一言です。

これからのこと?考えない、おそれない(創刊号)

でかいパンツはいてたらすぐに老けますよ(第2号)

頼まれたらYES!誘われたらYES!(第3号)

ルールはいつでも好きな時に変えよ(第4号)

先輩方の経験と実感のこもった一言に、ハッとさせられます。

 

クウネルの改悪で行き場を失った読者たち

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岡戸さんが作った『クウネル(ku:nel)』は、2002年に『アンアン(anan)』増刊号として始まりました。

「ストーリーのあるモノと暮らし」をテーマに2003年から隔月で発行されてきましたが、2016年にリニューアルしその歴史に幕を下ろしました。(と思っています)

 

創刊号からの愛読者でした

何でも検索で調べられる時代、誰も知らないコアな情報が知りたいと思っていました。

そんな時に出会ったのが、クウネル。

名前も知らない外国の小さな町のおばあちゃんの生活とか…日本の田舎町の郷土料理とか…他の雑誌やメディアは取り上げない「普通過ぎる暮らし」を、丁寧な文章と美しい写真で魅せてくれる。

著名な方も、クウネルの魔法に掛かると普通の人になって登場するのです。

普通の暮らしの裏にあるまだ見ぬ世界を教えてくれる、資料集のような雑誌でした。

 

クウネルリニューアルの衝撃

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2015年第72号を最後にリニューアルし、全く違う雑誌へと変貌を遂げたクウネル

72号で、キャラクターのクウネルくんが「また会おうね」と言っていたのに、リニューアルした誌面にクウネルくんの姿はありませんでした。
(定期購読特典のクウネルくんグッズは大切に取ってあります)

リニューアル創刊号となった、2016年3月号のAmazonレビュー欄は「静かに」そして「熱く」炎上しました。

ku:nel(クウネル) 2016年 03 月号 [雑誌]

クウネル愛読者らしい、美しい文章でクウネルへのお別れを綴る人が続出したのです。

あの衝撃で行き場を失った心の拠り所を『つるとはな』に移したクウネル読者は、わたしだけではなかったはず。

クウネルは大切に読み返し、つるとはなの発売を心待ちにする、雑誌を毎号買うなんて、後にも先にもクウネルとつるとはなだけです。

 

アラサーがつるとはなを愛読する理由

アラサーが読む雑誌にしては年齢層が上じゃない?そんな疑問は読めば吹き飛びます。

老若男女誰でも楽しめるのがつるとはなの魅力です。

 

クウネルは人生の資料集、つるとはなは人生の教科書

クウネルのテーマは「ストーリーのあるモノと暮らし」つるとはなのテーマは「人生の先輩に聞く」です。

クウネルが暮らし全般を対象にしていたのに対し、つるとはなはクウネルの中から人生というテーマを取り出したような形。

クウネルが色々な暮らしが載っている資料集なら、つるとはなは良い人生のお手本を見せてくれる教科書のような存在です。

正直、そのへんの自己啓発本よりよっぽどためになります!

進路に悩む高校生くらいの子にも読んでほしい内容です。

 

先輩方の生き様から勇気をもらえる

祖父母に会ったことがなく、人生の先輩の話を聞く機会はほとんどありませんでした。

だから、丁寧に取材された「生い立ちから現在に至るまでの経験談」を誌面を通して聞けるのがとても面白い。

輝かしい功績をお持ちの方もいれば、波瀾万丈な方もいるし、ごくごく普通に暮らしてきた方も、三者三様です。

でも、その人生はそれぞれ充実していて、写真に写る顔にはその充実さを物語るシワが刻まれ、皆一様に穏やかな表情をしています。

苦しい時も嬉しい時も、人生は人を成長させる。

先輩たちの生き様から、勇気をもらえます。

 

理想的な歳の重ね方の見本がそこに

内面的な思考はもちろん、素敵な歳の重ね方をしている人は外見も凛としていて、こんな大人になりたいと思わせる説得力は、女優さんやモデルさんにも勝ります。

先輩方をお手本に、自分自身のずっと先の未来を想像してみたりして。

ちょっとヤサグレてる時に読むと「こんなことでいじけてたら、かわいいおばあちゃんになれないぞ!」という気分になるから不思議です。

 

真面目に、楽しく、生きる人に

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(写真はクウネル好きが高じて、クウネルをパロって作った大学時代のポートフォリオ)

クウネル時代から変わらないのは、取材の丁寧さ。

先輩1人に対して、どれだけ時間を掛けたのだろうと思うほどの文章量とそれに伴った濃い内容です。

だからこそ、話がジワジワ心に響くのかもしれません。

先輩方は皆さん総じて、真面目に、楽しんで生きています。

32歳、まだまだ煩悩や欲望にまみれたひよっこです。

真面目にやってみて苦しくなり、楽観してみて不安になり(笑)

しょーもないフワフワな感情に左右されっぱなしな毎日ですが、いつか経験を積んだら先輩たちのように、1本筋の通った人になれるでしょうか。

不安になるたびに、人生の教科書『つるとはな』を読み返しています。

 

商品情報
創刊号〜第4号まで出版されています。

 

 

 

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