読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひとりといっぴき時々かあちゃん

母直伝 "良いものを長く大切にする暮らし"

捨てる辛さを乗り越えたら、新しいスタートが待っていた

 f:id:naconeco:20160906120802j:plain

「片付けを手伝って下さい、報酬はごはんとビールです」
近々、我が家に引っ越してくる彼からの依頼。

引っ越しの日が迫っているものの、仕事が忙しく片付けが進まないとのこと。
ビールに惹かれて(単純か)手伝いに行ってきました。

今は、好きなものだけに囲まれて、生活しているわたし。
大量にものを捨てる、という行為は久々の体験でした。
本日は「捨てる」について改めて振り返り考えた、そんなお話です。

人のものを捨てるのはとても辛い

「ものを捨てる」この行為によって、辛い経験をしたことがあります。

母が亡くなった後、本、アルバム、大型の家具家電を残し、家中のものを処分しました。

1人暮らしを始めるのに、必要なものをピックアップしながら、夜中に遺品を選別し、週末は粗大ゴミの分解や回収手続きをする日々。

その時痛感したのは「許可なく人のものを捨てるのは辛い」ということ。

母は、4年程闘病していたので、死後の準備はしていました。

重要書類や通帳類はまとめてありましたし、通夜、葬式、墓は不要、散骨の場所も指定されていました。

でも「もの」については何も言いませんでしたし、わたしも聞きませんでした。

もしかして、取っておいて欲しいものがあったのではないか…よく着ていたセーター、でも取っておいても意味がない…

色々な想いを断ち切れないまま、ゴミ袋に詰め続けました。

不要品を捨ててスッキリしよう!

所有者がそう思って捨てるから「断捨離」になる。

許可なく捨てざるを得ない場合、同じ「断」でも「断腸の思い」で捨てるしかないのです。

 

許可さえあれば、これほど清々しい行為はない!

「手伝って」と言われた時、躊躇しました。

夜中にゴミ袋に詰め続けた光景が、よみがえるような気がしたのです。

「今日のミッションは、キッチン周りと洗面所周りです」

隊長の指示のもと始まったお片づけ、「いる」「いらない」を聞きながら捨てる、捨てる、とにかく捨てる!

辛さは感じませんでした。
「いらない!」と判断すれば、そこで「もの対する想い」が切れます。

思い出や気持ちを、ゴミ袋に詰めなくていい、同じゴミ袋に詰める作業でもこんなに気持ちに違いが生まれるとは!

人様のものを捨てたのに、わたしまでスッキリした気分になりました。

捨てると判断すること、それは物理的に不要と判断すること、同時に気持ちを断ち切ることでもある、そう思いました。

 

ゴミからその人の苦手分野を垣間見れる

洗面所の収納からはハイターを4本発掘、コンディショナーの詰め替え2本は「シャンプーと間違えた」そう。

そして調味料や食材からは、出てくる出てくる期限切れの嵐!

未開封のケチャップ3本全部期限切れ、今が2015年なんじゃないかと錯覚するほど、ことごとく2015年(笑)

床もトイレもいつも綺麗、洋服もきちんと畳んである、でも期限の管理に弱い、間違えて買う、何本も買う。

意外な一面、苦手なことが垣間見れた面白い体験でした。

 

断捨離後に待っていたのは新しいスタート

「すっきりしたー♪すっきりしたー♪」片付け後、彼はずっとご機嫌でした。

彼の今の家は、転職した時に越してきた場所、転職後の荒波を乗り越え希望が叶ったところに、我が家への引っ越しが決まりました。

「新たなスタートだから、すっきりしてよかった」

そう言われて、思い出しました。
断腸の思いで母のものを捨て、一人暮らしを始めた時、わたしも同じ気持ちでした。

辛かったし、二度と人のものは捨てたくない、でも過去を引きずっていては、前に進めないのも事実。

捨てるという行為は、次に進むステップでもあるのだと思います。

 

期限切れの食材は「ごめんなさい」と謝りながら捨てました。

それにしても、市区町村によってゴミの分別が全く違うんですね、いつもの癖で分別したら全部可燃ゴミだった…

引っ越しまであと2週間。

衣装ケースだけでも5個増える予定…収納問題については、ブログでご報告ご相談できればと思います。

 

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
応援クリック、励みにしてるワン!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村