ひとりといっぴき時々かあちゃん

母直伝 "良いものを長く大切にする暮らし"

初めて犬を飼う人に知って欲しい「犬の十戒」と「十の質問」

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犬と暮らしている人には有名な、犬の十戒
初めて犬を飼う人にも、是非読んで欲しい、犬からのお願いです。

犬の十戒・猫の十戒 | 公益社団法人日本愛玩動物協会 長崎県支所

 

初めて犬を飼う人に知って欲しい「十の質問」

犬の十戒は、ノルウェーのブリーダーさんが犬の売り手である飼い主に渡している「犬からご主人への11のお願い」をもとに日本で犬の十戒として広まったものです。

▶︎犬の十戒 - Wikipedia

まっすぐで従順な犬からのお願いは、何度読んでも胸がギュっと締め付けられるよう。

今日は14年間犬と暮らしてきたわたしから、これから犬を飼いたいと思っている方へ、犬の十戒に追加で知ってもらいたい、現実味溢れる「十の質問」をご紹介します。

 

1.あなたには、継続的で充分な収入または貯蓄がありますか?

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犬を飼うには、お金がかかります。

最初は市区町村への登録費用、首輪やサークルなど生活用品の購入、狂犬病予防と混合ワクチン接種に去勢避妊手術費用など、飼い始めだけでも相当な金額が必要です。

狂犬病予防接種、混合ワクチン接種、フィラリア予防薬の費用は毎年必ず発生します。

その他にも、月々のドックフード代、トイレシート、シャンプーなどのケア用品、長毛種の子はトリミング代…今はペット保険も充実していますが、当然月々の保険料が必要です。

健康でいてくれれば最低限の出費で済みますが、病気をすれば都度お金がかかります。

みかんは持病があるため、毎月医療費が20,000円(保険なし)、これに療法食やサプリメント等雑費を足して、月に30,000円ほどが犬費用としてかかっています。

厳しいようですが、自分の生活だけで精一杯という方に、犬を養う資格はありません。

 

2.あなたやあなたの周りに、アレルギーを持った人はいませんか?

わたしは猫も大好きです、でも全身に発疹が出るほどの猫アレルギーです。

飼ってみたものの、家族にアレルギーの人がいて飼えなくなった、そんな理由で捨てられる犬や猫もいます。

知り合いの犬を預かってみる、皮膚科や耳鼻科でアレルギー検査を行うなどして、アレルギーの人がいないか、犬を飼う前に必ず確かめてください。

人間も犬も、双方が不幸にならないための最低限の確認です。

 

3.あなたは15年後、どこで誰と何をしていますか?

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犬の平均寿命は小型犬で18年、中型犬で15年、大型犬で13年と言われています。

15年もあれば、人間の生活は大きく変化します。

みかんを飼い始めた14年前、高校生だったわたしは、将来母が亡くなりみかんと2人きりになるなんて想像していませんでした。

15年後を想像してください。

今の家族構成はどう変化していますか?そしてどこに住んでいますか?

ペット可物件は少ないのが現実、不動産屋さんで門前払いされたこともあります。

引っ越し先がペット不可だから、そんな身勝手な理由で犬を捨てないでください。

あなたは、どんな状況になっても犬と行動を共にできますか?

 

4.あなたには、長い間同じことを続ける根気と忍耐力がありますか?

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人間の6歳は小学1年生、身の回りのことはある程度自分でできる年齢です。

犬も6歳になったら、自分でご飯を用意したりお風呂に入れる…ようにはなりません。

何年経っても独り立ちすることはなく、一生お世話が必要です。

ご飯もお風呂もトイレも、全て人間が付き添わなければできないのです。

今日は疲れてるから、という理由は通用しません。

お散歩もご飯もトイレも、どんなに忙しくても疲れていても、台風の日も雪の日も、インフルエンザで寝込んでいても、毎日欠かさずお世話をしなくてはなりません。

それを15年間、毎日続ける忍耐力はありますか?

 

5.あなたは、仕事よりあなたの愛犬を優先することができますか?

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病は人間にも犬にも突然やってきます。

「子どもが熱を出したので、本日はお休みを頂きます」これ人間なら通用します。

では犬の場合は?なんと言って会社を休みますか?

「犬が病気になり病院に行くので、本日はお休みを頂ます」そう言って理解してくれる上司や同僚がいたら幸せですが、世の中の人がみんな動物好きな訳ではありません。

たかがペットの病気くらいで、と白い目でみられることだってあります。

4でお話した通り、犬は自分でご飯を用意できません。

あなたが帰ってくるまで、お腹が空いてもずっと待っているのです。

共働きや一人暮らしで犬を飼う場合、飲み会を断ってでも家に帰る覚悟はありますか?

犬が病気になった時、嘘をついてでも会社を休む勇気と覚悟はありますか?

 

6.あなたは、長い間旅行にいけなくてもかまいませんか?

旅行に行こう、そう思ってもペット可のホテルや旅館はまだまだ少ないのが現実です。

老犬ともなれば、そもそも連れ歩くことが難しい場合もあります。

また、ブルドック等の短頭犬種は熱中症になりやすいため、飛行機の搭乗ができません。

犬が懐いている親族に預けるのが安心ですが、ペット可物件に住んでいることが大前提。

ペットホテルに預ける、シッターさんに来てもらう、そんな方法ももちろんあります。

でも、なれない場所やなれない人と過ごすことで、ストレスを感じ分離不安で吠え続けたり、自傷行為につながる子もいるのです。

当然、ペットホテルやシッターさんに預ければ、ビジネスホテル並みの金額がかかります。

あなたは旅行が好きですか?
出張の多い仕事ではありませんか?

俗に言う「観光地」には犬を連れて行ける場所、泊まれる場所は限られています。

海外旅行ではなく犬と一緒に山や川にキャンプに行こう、そんな心構えでいてください。

 

7.あなたは、いつか仕事が続けられなくなっても後悔しませんか?

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犬も人間と同じように「介護」が必要になる時が来ます。

いつその時がくるかは、犬それぞれで予測は不可能です。

犬の世界には、人間のように介護医療制度はありません。

最近は、老犬ホームも増えつつありますが、入所費用は非常に高額です。

わたしは、昨年末みかんが入院してから介助が必要なことが増えたため、7月末に大学を卒業して以来ずっと続けてきた仕事を退職しました。

着々と”みかん貯金”をしてきたおかげで、金銭的な不安は少ないですが、この歳でサラリーマン人生から離脱した、という不安は拭いきれません。

いつか介護をする時がきたら、仕事を辞める覚悟はありますか?

あなたのキャリアや肩書きが、一度白紙に戻っても後悔はしませんか?

 

8.あなたは15年後、あなたの愛犬を抱っこすることができますか?

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今から犬を飼うあなたは、成犬の状態で何キロの犬を飼う予定でしょう。

さあ、介護が必要だ。

そうなった時、あなた1人で犬を抱っこすることができそうですか?

みかんは6.5kg、階段や体調が優れない時は、抱っこで移動します。

6.5kgは案外重いです、抱っこしようとして、ぎっくり腰になったこともあります。

15年後、あなたは何歳でしょう?

その歳で抱っこできる重さはどれくらいでしょう?

足腰が弱った場合、寝たきりになった場合、犬を抱っこして移動ができますか?

 

9.あなたは、どんな姿になっても愛犬を愛し続けると誓えますか?

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皮膚病で全身の皮膚がただれている、事故で足を切断した、麻痺が残って車椅子に乗っている、認知症で永遠に回り続ける、眼球の摘出をして片方しか見えない…

老化はもちろん、不慮の事故や病気はある日突然やってきます。

みかんは、10歳を過ぎてからアトピーが酷くなりました。

夏になるとお腹からお尻、尻尾にかけての毛がほとんど抜けてしまいます。

1日置きのシャンプーに、こまめな皮膚や肉球のケア、とにかく日々痒みとの戦いです。

散歩中、そんな姿のみかんを見て心ない言葉を掛けられたことも。

でも、どんな姿でも目に入れても痛くないのが愛犬です。

あなたは、例え痛々しい姿になっても愛犬を見放したりしませんか?

出会いから別れの瞬間まで、そして別れの後も、永久に愛すると誓いますか?

 

10.それでも犬を飼う決心をしたあなたへ。
優秀なブリーダーに直接会うか、保護犬の譲渡会へ出向いて下さい。

これまでの9つの質問を読んで、犬を飼う決心をした方へ。

あなたの未来の愛犬に出会う場所は、ペットショップではありません。

優秀かつ信頼できるブリーダーに直接会うか、保護犬の譲渡会へ出向いてください。

ペットショップへ生体を「卸して」いるブリーダーは、効率良く儲けるために劣悪な環境下で1匹の母犬に何度も生ませる、という卑劣な商いをしてる場合があります。

近親相姦が繰り返され、生まれつき体の弱い子が売りに出されていることも多いのです。

優秀で信頼できるブリーダーは、直接会って犬たちが置かれた状況を見ればわかります

清潔で広いゲージ、手入れが行き届き無駄吠えせず躾けられた犬たち、ブリーダーさん本人の犬に接する態度や人柄、犬に関する豊富な知識。

犬を育てることに、誇りを持っているのが伝わってくるはずです。

また少しずつですが生体は「買う」ではなく「譲渡してもらう」時代になっています。

犬や猫の保護活動をしている団体は、必ず譲渡会も行っています。

団体が指定する条件をクリアする必要はありますが、世の中には飼い主に捨てられた犬や猫がたくさんいて、新しい飼い主を待っているのが現状です。

大切なのは直接会うことです。

犬を育てたブリーダー、犬を保護した団体、会って話してみてください。

彼らは誇りを持って仕事をしている、動物のプロフェッショナル。

プロフェッショナルだって、信頼できる相手に犬の一生を託したいと思っています。

 

犬との暮らしは毎日が楽しい、犬は幸せを運んできてくれます。

長々と読んでくださって、ありがとうございました。

わたしの経験をもとに、現実味溢れる厳しい質問ばかり並べてしまいました…でもこれは、犬と暮らす上で避けては通れないないお話です。

犬と暮らし始めれば、金銭的にも時間的にも、犬に割くことがぐっと増えます。

人間側が諦めなければならないことも、たくさんあります。

でも、そんな諸々の苦労をかき消すくらい、犬との暮らしは毎日が楽しいものです

疲れて帰ってきても、仕事で失敗しても、失恋しても、喧嘩しても、体調がわるくても、おかえりと出迎えてくれた犬の顔を見れば、嫌な気持ちも吹っ飛んでしまいます

犬は大切な大切な家族、です。

あなたが愛した分、犬は幸せな時間を与えてくれます、相思相愛の力は計り知れません。

運命の愛犬に出会えたなら、あなたの人生がキラキラした毎日に変わること請け合いです。

14年間、犬と暮らしてきたわたしが保証します!

犬が大好きなあなたに、素敵な出会いがありますように。

 

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
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