ひとりといっぴき時々かあちゃん

母直伝 "良いものを長く大切にする暮らし"

断捨離しなくてよかったもの、母の腕時計を形見分けしました

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母から伝授された、良いものを長くの精神は、暮らし全体に及んでいます。
先日、母の物持ちの良さを改めて実感する出来事がありました。

本日は、母の腕時計のエピソードに娘もびっくりしたお話です。 

 

遺品はほとんど処分しました

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母と娘で服や靴のサイズが違ったため、母が身につけていたもので残したのは、指輪1個と腕時計1本でした。

数本あった腕時計のうち、1本だけ使っている所を見たことのないものがあって…

ものが少なく、不要になれば潔く捨てる母が長年保管していた時計、なんとなく捨ててはいけないような気がして手元に残しておいたのです。

その腕時計に隠された真実を知ったのは、つい先日のことでした。

  

母と大親友、絆の腕時計

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母には、若い頃に一緒に暮らしていた大親友がいます。

歳を重ねお互いが母親になってからも、家族ぐるみの付き合いを続け、わたしにとっても第二の母のような人。

そんな彼女との電話中「そういえば、しのぶちゃん(母)のもの全部捨てたって言ってたけど、SEIKOの腕時計見なかった?」と言うのです。

そのSEIKOがまさに、なんとなく捨てられずに保管していた腕時計でした。 

話を聞いてびっくり、母が初任給で買った腕時計なんだそう!

携帯電話なんて存在しなかった時代、時間を確認するための時計は必需品で、彼女が一人暮らしを始める時に母が貸してくれたのだとか。

オーバーホールしながら大切に使うこと数十年、還暦近くなった頃に時計の話になり、母に返したと言うのです。

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そう聞いて納得しました。

使おうにもわたしにはサイズが大きく、でも母のサイズでもないなぁと不思議に思っていたのです。

母の日記にも、彼女の旧姓が何度も出てくるほどの大親友。

決して高価なものではないけれど、二人の絆と思い出が刻まれた腕時計だったと知り、捨てなくて本当に良かったと思いました。

 

きっと彼女が本当の持ち主

これはもう、わたしが持っているより、彼女が持っているべきだ。

そう思って、電話をした数日後には腕時計を持って会いに行きました。

「是非もらって欲しい」と腕時計を手渡すと、愛おしそうに撫でながら「これにたくさん助けられたのよ」と。

サイズもぴったりで、胸のつかえがスッと取れました。

わたしも知らない母の思い出が彼女の中にたくさんあって、記憶が少しずつ不鮮明になっていく中、久々に母の存在を強く感じた1日でした。

 

大切にするって難しい

ものに執着しすぎても、大切なのか不用なのかわからなくなる、逆に興味がなさすぎても、使い捨て状態で何が大切か見えなくなる。

長く大切に使うって、言葉では簡単に言うけれど、ちょうど良い塩梅を保つのが難しいなと思います。

直感に助けられ、想いの深さを知ることになった腕時計。

大切さの基準は人それぞれ、まずは「直感」と「想いの深さ」を物差しにして、要不要を見極めてもいいのかもしれません。

直感って以外と間違ってない、はず! 

 

 

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