ひとりといっぴき時々かあちゃん

母直伝 "良いものを長く大切にする暮らし"

漆塗りで長く使える「曲げわっぱのお弁当箱」と母の味の真実

f:id:naconeco:20170915133027j:plain

母から伝授された、良いものを長くの精神は、暮らし全体に及んでいます。
買う時は吟味して、使う時は長く大切に、がわたしのモットー。

本日は、曲げわっぱのお弁当箱とお弁当に隠された真実のお話です。

 

いつもお弁当だった本当の理由

f:id:naconeco:20170915133109j:plain

アトピーの食事療法で、外食や市販のお菓子を食べずに過ごした幼少期。

遊びに行く先はきまって市営動物園や河川敷の公園、お弁当と水筒を持って出掛けました。

でも、大人になってわかったんです。

お金をかけずに遊べて、たくさん食べれるように、という母なりの配慮だったのだと。

お金に困ったという記憶はなかったけれど、母が亡くなったあとに日記や通帳を見て、けして楽な生活ではなかったのだと知りました。

どこへ行くにもお弁当だったからこそアトピーも治ったし、寝床や食事にも困らず、奨学金をもらいながら大学院まで通うことができた。

思い返せば、母とホテルに泊まるような旅行をしたのは、わたしが社会人になってから。

その旅行も一度きり、母は生涯日本から出たことがありませんでした。

 

長く使える漆塗りの曲げわっぱ

f:id:naconeco:20170915133039j:plain

「母のご飯が世界で一番おいしい」

そんな子どもに仕上がっていたので、小中の給食よりも高校のお弁当の方が幸せでした。

女子高生の食欲は底なしで常に空腹、お弁当とは別に早弁用のおにぎりと放課後用のおにぎり付きというボリューミーさ!

そんな高校3年間で使っていたのが、この曲げわっぱのお弁当箱。

二段重ねで、下の段にお米、上の段におかずを詰めてもらっていました。

f:id:naconeco:20170915133048j:plain

実は最初に使っていたのは円柱型の方、高校入学祝いで買ってもらったものでした。

でもね、食欲旺盛過ぎて全然足りなくて(笑)以前から家にあった楕円型に変更!

f:id:naconeco:20170915133059j:plain

曲げわっぱは密閉こそできませんが、調湿性に優れているため、食材がベチャっとしたりパサパサしたりすることがないのが特徴。

無塗装の白木のほうが調湿力は高いですが、強度面では漆塗りが勝ります

柔らかいスポンジを使えば食器用洗剤で普通に洗え、塗り直しをすれば何年でも使えます。

楕円型は、3年間毎日使いましたが欠けや大きな傷もなく、もはや何年ものかも不明ですが今も美しい艶を保っています。

円柱型は、社会人になってから自分でお弁当を詰めて使っていました。

 

工夫次第で満足度は上がる

贅沢をしなくても、工夫次第で満足度の高い生活が送れる。

お気に入りを長く大切に使うという考え方も工夫のひとつ、そんな母の教えは、自分でお金を稼ぐようになってとても役立ちました。

大企業に就職した弟に心配されるほどの薄給でしたが、一人暮らしで犬を飼いながら奨学金を返済し貯金もできたんですから、我ながら上出来です!

最近ハマっている、お弁当とレジャーシートを持って河原に行き、ゴロゴロしながら各自本を読むというデート。

「ん?デジャヴ?」と思ったわたしを、母はニヤニヤしながら見ていることでしょう。

 

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
ランキングに参加しています。
応援クリック、いつもありがとワン♡

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村