「何歳になっても着れるデザイン、何年でも着れる良い素材」
ファッションにおける条件を定めて早10年、お気に入りやこだわりを紹介しています。
本日は、伯母から頂いた一生物、花珠真珠のネックレスのお話です。
伯母からもらった結婚祝い
数ヶ月前、結婚する旨を報告をしに行った時のこと。
「はい、これお祝いね」と立派な桐箱を渡されました。
伯母は「御馳走便」と称し、定期的に家庭菜園の野菜や美味しいものを送ってくれるマメな人、クリスマスには必ずプレゼントが送られてきます。
紹介がてら彼と遊びに行くよ。
そう言っただけで、お祝いを用意して待っていてくれた伯母の心意気に思わずウルっとしてしまいました。
鑑定書までついた立派な花珠真珠。
恥ずかしながら33歳にして初めてのパール、桐箱に入っているのは真珠の保管に最適だからなんだとか。
「真珠は価値が変わらないから、生活に困ったら売りなさい」と豪快に笑う伯母に「んなことできるかい!」とドン引きしつつ(笑)初めてのパールに感動しっぱなしでした。
真珠のアクセサリーは大人の証
アコヤ真珠の中でも最高品質である花珠真珠は、照りや形など真珠の鑑定基準において全てがAランクという希少性の高い真珠です。
イミテーションパールしか見た事のなかったわたしでも、見惚れる美しさ。
真珠といえば冠婚葬祭ですよね。
いい大人だし、正式な場で身に着けるアクセサリーが必要だとは思っていたのですが、これまでお祝いの席はコサージュで、喪服の時はノンアクセサリーで参列してきました。
「ひとつ持っていれば安心だから」
伯母の言葉通り、これならどこへ着けて行っても恥ずかしくありません。
真珠は一生物、大人の階段を登ったような、背筋がシャンと伸びるような想いです。
母が出来なかったことを
帰り道、夫に言われました。
「伯母さま、お母さんができなかったこと、してあげたいんじゃないかな」
伯母は母のお姉さん、会うのは年に1回ほどですが御馳走便やメールで頻繁に連絡を取り合っています。
結婚してからは、伯母と義母で手紙のやり取りをしている様子。
妹が娘に出来なかったことを代わりにしてくれている、夫の言う通りだなと思います。
元気ハツラツで若々しい伯母は、仕事も現役で趣味も多い70歳、姪としては母の分まで長生きしてほしいと願わずにはいられません。
我が家の食器は、9割が伯母が趣味で作った器です。
お祝いの真珠は、普段使いするには神々しくて(笑)まだ眺めるだけ。
伯母のように素敵に歳を重ねて、パールの似合う女性になりたいです!
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
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