ひとりといっぴき時々かあちゃん

母直伝 "良いものを長く大切にする暮らし"

イッタラにムーミンまで北欧の魅力満載「フィンランド・デザイン展」

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北欧デザインってよく聞くけれど、いまいち本質を知らないかも。
そう思って訪れた、フィンランド独立100周年記念の展示会。

本日は、イッタラ、マリメッコ、ムーミンまで、北欧デザインのお話です。

 

北欧北欧って言うけれど

学生時代に、ゴシックからアーツ・アンド・クラフツ運動、アール・ヌーボーまで西洋デザイン史は一通り勉強しました。

しかし、いつの日からか「北欧デザイン」という言葉を耳にするように。

デザイン史では西洋とひとくくりにされていたけれど、北欧圏の国名って出てこなかったし、国によって特徴が違うの?考え出したら止まらなくなりました。

 

北欧ってどこ?

ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランドに、バルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)、ブリテン諸島、アイスランドを含む。

引用元:Wikipedia

主に、北ヨーロッパに位置する国を指すようです。

じゃあ、北欧デザインのイメージって、フィンランドの「かもめ食堂」スウェーデンの「IKEA」マリメッコにムーミン、このあたり?

そんなふわっとしたイメージを、はっきりさせるために足を運んだのが今回の展示でした。

 

フィンランド・デザイン展

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「日常を幸せにするデザインの知恵」というキャッチコピーの通り、家具や食器テキスタイルまで、生活に密着したデザインが並んでいました。

 

開催概要

会場:府中市美術館
会期:2017年9月9日〜10月22日
料金:一般当日券900円(税込)

京王線府中駅北口からバスで10分ほど、巡回バスの「ちゅうバス」なら運賃100円、府中市美術館の目の前で降車できます。

 

フィンランド・デザイン展の見所

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フィンランドデザインの歴史は比較的浅く、そのせいか会場に入ると見たことのあるものがたくさん!

しかし、見慣れているからこそ知らないことも多く、終始メモが手放せませんでした。

 

過去から現代までの流れがわかる

フィンランドのデザインが注目されるようになったきっかけは、1900年のパリ万博

当時活躍したデザイナーや、企業の軌跡がわかりやすく展示されています。

特に、以下の老舗企業は、今も昔もフィンランドを代表する企業です。

・アラビア(1873年創業)
・イッタラ(1881年創業)
・アルテック(1935年創業)
・マリメッコ(1951年創業)

各企業の代表的なデザイナーはもちろん、今の人気デザイナーの作品も見られます。

 

デザイン三大巨匠の個性が面白い

イッタラのデザイナー3名は、フィンランドデザインの三代巨匠です。

・カイ・フランク(1911年)
・タピオ・ヴィルカラ(1915年)
・ティモ・サルパネヴァ(1926年)

キルタ(後のティーマ)を生んだカイ・フランクは、アラビアとイッタラを渡り歩いた人、彼が生み出すシンプルで機能的なデザインは「フィンランドの良心」と言われています。

同会社に所属していた3人ですが、それぞれデザインの特徴が異なるのが面白いです。 

 

ムーミンはやっぱりかわいい

哲学的な言葉を発するトロール達に魅せられて読み込んだことがあったのですが、キャラクター単体で見ても魅力的だなと。

何より、アラビアが毎年発売している、ムーミンマグカップに専属デザイナーがいるとは知りませんでした!

原画を忠実に再現した上で、ムーミンの世界観を壊さず美しい構図でマグカップに落とし込めるようデザインしているのだとか。

 

日本人が北欧を好む理由に納得

北欧各国に共通するのは厳しくも豊かな自然、フィンランドのデザインの根底にあるのは「人間と自然との調和」なんだそう。

デザイナー達は一貫して、シンプルで実用性に優れた美しさを求めていて、自然との調和を含め、日本の伝統に通じるところがたくさんありました。

これほど日本で「北欧」フィーバーしているのは、そんな共通点があるからなんですね。

 

デザイナーズチェア座りたい放題

ロビーには、アルテックの「スツール60」「アームチェア」「ドムスチェア」、エーロ・アールニオの「バブルチェア」など、名作の椅子が惜しげも無く置かれています。

もちろん全部座ってきましたよ♪

 

背景を知ることの大切さ

社会人になり、デザインの世界からは随分離れてしまいましたが、デザインの裏側にある歴史や思想を知ることの大切さを、改めて感じました。

シンプル過ぎて味気ないと思っていたイッタラも、デザイナーの考え方を知れば深く共感出来たし、かわいいけど派手だなと思っていたマリメッコも、その柄の由来がフィンランドの自然だと知れば、素敵に見えてくる。

自然と暮らしに密着したフィンランドのデザインに触れ、ふわっとしたイメージしかなかった「北欧」が少し身近に感じられるようになりました。

スウェーデンやノルウェーとの違いが分かれば、さらにスッキリしそう!

北欧好きな方も、そうでない方も、器やテキスタイルが好きな方にも、おすすめです。

お近くの方は是非!

 

 

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