ひとりといっぴき時々かあちゃん

母直伝 "良いものを長く大切にする暮らし"

腕が確かなのは大前提、本当に良い動物病院の条件とは

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みかん、14歳、持病ありのおばあちゃんです。
14年間で5回、動物病院を変えました。
病院によって、先生の治療方針、犬や飼い主に対する姿勢、診察代、全然違います。
11歳で引っ越しをしてからは、ずっと同じ先生に見てもらっていますが、実感しているのは腕が確かなことはもちろん、院長先生の人柄も大切だなということ。
本日は、わたしが思う、良い動物病院よい獣医さんについてのお話です。

 

良い獣医さんは、詳しい説明ができる

これは人間と同じですね。
ただし人間と違うのは、犬は言葉を発しないということ。

・なぜ痛がっているのか
・原因は何が考えられるのか
・その症状は治るのか
・どのような治療が必要か
・どのくらいで完治するのか

これらのことを、詳しく説明してくれるかどうかが重要です。

飼い主は「痛がっているみたいだけど、どこが痛いんだろう…」
と思って獣医さんに託すわけですから、説明してもらえないと意味がありません

「お腹をこわしているみたいですね、お薬出しておきますよ」
こんな一言で片付けられては、不安が募るばかりです。

 

良い獣医さんは、安易に薬を出さない

これは、今の獣医さんに出会って実感したこと。

みかんは、甲状腺機能低下症で一生飲まなければならない薬がありますが、その他にもサプリメントとアトピー症状を緩和する薬を飲んでいます。

前にかかった獣医さんは揃って、痒みには「ステロイド」を処方していました。

今の獣医さんは「ステロイドは長期服用で副作用が出る」と処方せず、変わりに副作用の少ない薬を処方、毎月肌の状態を見て1日置きや2日置きに処方を変えてくれます。

先生の口癖は「薬は少ない方がいいですからね」

そのかわりに「なこさんが1日置きにシャンプーできるなら、お薬は2日置きにできます」と、薬以外で飼い主ができることをちゃんと教えてくれます。

 

良い獣医さんは、金額を提示する

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今はペット保険が充実していますが、14年前は保険未加入のペットが大半で、みかんもその一匹、気がついた時には保険に入れる年齢を過ぎていました。

大きな治療や、継続的な治療が必要な場合、気になるのはやはりお金のこと

もちろん、治療が必要ならいくらでも出すのですが、事前の心構えって必要ですよね。

そういう意味では、今の獣医さんは全て説明してくれてありがたい限り。

昨年、夜中に急患の電話をした時も「今聞いた限りだと朝まで待っても大丈夫です、でも心配なら連れて来て下さい、その場合夜間対応費として◯円かかります」ときちんと説明してもらいました。
(写真は7日間の入院から生還した日、シャンプーしてもらってスカーフをつけて帰ってきました)

 

良い獣医さんは、毎回触診をする

意外ですが、触らない獣医さん、います。

症状だけ聞いて、その部分だけちらっと触って、なるほどね、みたいな感じ。

再診料取ってるんだから、最低限見てよ!って気になりますよね。

飼い主が気がつけないこともありますし、触診って大切だと思うんです。

今の獣医さんは、ベッタベタ触ります(笑)

まず、呼ばれてから診察台に乗るまでの間、歩けているかずっと観察しています。

次に、体重を計り、荒れている肌や肉球の状態確認、前庭疾患で傾いた右半身の反応確認、眼振の有無、最後に心音を確認してフィニッシュ。

みかんは悲壮な表情を浮かべていますが…

毎回、CTや血液検査をする訳にはいかないのが現状。
見える範囲は全て見て、異変はないか確認してくれると安心です。

 

良い獣医さんは、飼い主の気持ちを確かめる

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今の動物病院は、警察犬の指定病院、見ている限り腕は確かです。

そして、今の獣医さんを信頼している一番の理由がこれ。
今まで聞かれたことなかったんです「なこさんはどう思いますか?」なんて。

アトピーの痒みについて
「獣医の立場からすると、今の状態はよい方です。でもなこさんはどうですか?痒がっているのを見て、辛くないですか?」

入院が必要になった時は
「5日点滴をすれば退院はできます、でもなこさんはどうですか?お仕事があるなら、お留守番できる程度に回復するまで預かることもできますよ」

犬のことで頭がいっぱいで、自分のことは後回しだったりするので、聞いてもらえるだけで冷静になれますし、ほっとするのです、とっても。

以前にも書きましたが、犬には飼い主しかいません。

飼い主がギブアップしたら共倒れ、だから飼い主の状況や気持ちを汲んでくれる獣医さんは、犬には飼い主あってこそという考えが強いのかなと思います。

 

最後に、良い獣医さんは、なかなか出会えない

今の獣医さんに出会うまで、11年かかりました

毎回遠くの病院に通う訳にも行かないですし、近所で探すとなると限界もあります。

引っ越して来たら、たまたま徒歩県内に年中無休の病院があった、そんな理由で選んだ病院で良い獣医さんに出会ったのです。

もっと早く出会えていたら、ステロイド飲ませなくて済んだのにな、と思います。

犬は話せません、だから飼い主が納得行くまで病院を変えてでも診てもらって下さい。

獣医さんにも専門分野がありますから、重篤な場合はその道の権威を探すなど、不安が残るうちはひとつの病院に絞らず、セカンドオピニオンすることをおすすめします。

この先生なら、託せるな、任せられるな、そう思える先生に出会えるはずです。

余談ですが…
いつもは院長先生が診てくださるのですが、たまに若先生が診てくださることも。

この若先生、院長先生の精神を完全に受け継いだ上に、動物が好きで好きでたまらない!って感じの方、病状の説明をし出すと統計学まで教えてくれます(笑)

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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